自治会長になってやってみた【実践編】⑨|自治会の行事を見直してみた

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自治会長になって、いろいろな仕事を整理していく中で、気になったものの一つが「自治会の行事」でした。

自治会には、毎年決まった時期に行われる行事があります。

自治会員だった頃は、

「今年もこの時期になったんだな」

くらいに思っていました。

参加する側からすると、行事の日に参加することが中心です。

でも、実際に自治会長になってみると、その一つの行事のために、事前の準備や役員同士の連絡、参加者の確認、買い物や注文、当日の対応など、いろいろな仕事があることが分かりました。

行事は「当日」だけではない

自治会長になるまで、行事の準備がここまであるとは思っていませんでした。

例えば、参加する人を確認する。

必要なものを準備する。

お店などに注文する。

役員に連絡する。

当日の役割を決める。

そして、終わった後の片付けや支払い、記録などもあります。

当日だけを見ると、ほんの数時間の行事でも、その前後にはたくさんの仕事があります。

実際にやってみて、

「行事って、こうやって成り立っていたんだ」

と初めて分かりました。

「毎年やっているから」は理由になる?

行事を整理していると、自然とこんな疑問も出てきました。

「この行事は、なぜ続いているんだろう?」

もちろん、長く続いていることには意味があります。

地域の人が顔を合わせる機会になっていたり、交流のきっかけになっていたり。

昔から続いているからこそ、大切にしている人もいると思います。

だから、「古いからやめよう」ということではありません。

ただ、

「今の自治会にとって、どんな意味があるのか」

を一度考えてみることは必要なのではないかと思いました。

参加する人だけでなく、準備する人のことも考える

行事について考えるとき、これまではどうしても、

「何人参加するか」

ということに目が向いていました。

でも、自治会長になってからは、

「何人で準備しているのか」

ということも気になるようになりました。

参加する人が多くても、準備する役員が少なければ、その人たちの負担は大きくなります。

逆に、参加人数が少なくても、地域にとって大切な意味を持つ行事もあるかもしれません。

だから、単純に参加人数だけで判断するのではなく、

「どれくらいの準備が必要なのか」
「誰が担当するのか」
「どのくらいの負担があるのか」
「今も続ける意味があるのか」

ということを、合わせて考える必要があるのだと思いました。

「なくす」だけが見直しではない

行事を見直すというと、

「やめるか、続けるか」

の二択のように感じます。

でも、実際には、その間にもいろいろな方法があります。

内容を少し変える。

規模を小さくする。

準備の方法を変える。

役割を分担する。

参加方法を変える。

以前とは違う形で続ける。

そう考えると、「見直す」ということは、必ずしも行事をなくすことではないのだと分かりました。

できるだけ一人に負担を集めない

行事を実際に経験してみて、もう一つ感じたことがあります。

それは、行事の準備も、特定の人に仕事が集中しないようにすることです。

自治会長だからといって、行事の準備をすべて会長が抱える必要はありません。

必要なことを整理して、

「これは誰が担当するのか」

を決めておく。

そして、担当する人が動きやすいように、必要な情報を共有しておく。

これだけでも、会長の負担はかなり違ってきます。

行事を続けるためにも、「誰かが頑張る」ことに頼らない仕組みが必要なのだと思いました。

実際にやってみて分かったこと

行事は、自治会の中でも「目に見えやすい活動」です。

でも、その裏側には、見えにくい仕事があります。

自治会長にならなければ、私もそこまで考えることはなかったと思います。

だからこそ、行事を見直すときには、

「参加する人にとってどうか」

だけではなく、

「準備する人にとってどうか」

「これからも無理なく続けられるか」

という視点も必要なのだと思いました。

自治会の行事には、地域の人が顔を合わせる大切な機会もあります。

だから、何でも減らせばいいとは思っていません。

大切なのは、

「この行事は何のためにやっているのか」

を確認すること。

そして、その目的に合った方法で、無理なく続けられる形を考えること。

自治会長になって、実際に行事を運営してみたことで、そんなことを考えるようになりました。

「昔からやっているから続ける」

でもなく、

「大変だからやめる」

でもなく、

「今の自治会にとって、どんな形がいいんだろう?」

と考えてみる。

行事を見直すことも、自治会をこれからも続けていくための一つの方法なのだと思います。

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