後継者不足、若者離れ……。
今や、自治会の在り方や存在意義が問われる時代になりました。
そんな中で、自治会長を引き受けることになってしまった私。
……といっても、自治会長に立候補したわけではありません。
私の自治会では、役員を班ごとの順廻りで担当することになっていて、順番が回ってきたのです。
自治会長になる前は、自治会についてそれほど深く考えたことはありませんでした。
自治会費を払い、回覧板が回ってきたら確認する。
地域の行事があれば参加する。
ゴミステーションを利用する。
私にとって自治会は、そんな「地域にあるもの」のひとつでした。
自治会がどのように運営されているのか、誰が何を決めているのか、役員にはどんな仕事があるのか。
正直なところ、ほとんど知りませんでした。
それが、順番が回ってきて、まさか自分が自治会長をすることになるとは。
「私が自治会長……?」
最初はそんな気持ちでした。
自治会長になって初めて分かったこと
実際に自治会長になってみると、思っていた以上にいろいろな仕事があることに気づきました。
自治会の行事の準備。
役員会の開催。
回覧や配布物の確認。
市や関係団体からの連絡への対応。
地域の困りごとについての相談や調整。
そして、自治会の規約やこれまでの運営について確認すること。
今まで何気なく回ってきていた回覧板も、自治会長になってみると、「誰が作って、誰が確認して、どうやって各家庭に届けているんだろう」と、見え方が変わってきました。
「自治会って、こんなにいろいろなことをやっていたんだ」
それが、自治会長になって最初に感じたことでした。
「前からこうしている」がたくさんある
分からないことが出てくるたびに、過去の資料や引き継ぎ資料を確認するようになりました。
すると、いろいろなところで出てくるのが、
「今までこうしてきた」
という言葉です。
もちろん、長年続いているやり方には、それなりの理由があります。
毎年同じように行うことで、役員が変わってもスムーズに進められるというメリットもあります。
でも、実際に自分が担当してみると、
「これは、なぜこうなっているんだろう?」
と思うこともありました。
規約に書かれていることと、実際の運用が違っているもの。
昔から続いているけれど、今の生活には合わなくなっているもの。
誰が担当するのか、はっきりしないもの。
自治会長になったことで、今まで見えていなかったものが少しずつ見えてきました。
「やってみたからこそ」考えるようになった
順廻りで回ってきた自治会長。
正直、最初から「自治会を変えよう」と思っていたわけではありません。
まずは、自分の任期を無事に終えること。
それが最初の目標でした。
でも、実際に自治会の運営に関わってみると、少しずつ疑問や気づきが出てきました。
「これは本当に必要なのかな?」
「もっと分かりやすくできないかな?」
「次の人が同じことで悩まないようにするには、どうしたらいいんだろう?」
そんなことを考えるようになりました。
自治会長になったからこそ、今まで知らなかった自治会の仕組みや課題を知ることができました。
まだまだ分からないこともたくさんあります。
だからこそ、新任自治会長として、一つずつ調べたり、周りに相談したりしながら、自治会の在り方について学んでいきたいと思います。
そして、このブログでは、その中で感じたことや考えたことを、実際の体験を交えながら書いていこうと思います。

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