自治会長になってやってみた【実践編】⑥|ゴミステーションのルールを見直してみた

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自治会の規約を見直していく中で、もう一つ気になったのが「ゴミステーション」でした。

ゴミを出す。

それだけなら、とても身近なことです。

でも、自治会長になってみると、ゴミステーションは「ゴミを出す場所」というだけではなく、清掃や維持管理など、地域の人たちが関わって成り立っているものだと改めて感じました。

ゴミステーションは、誰のためのもの?

自治会では、ゴミステーションの清掃当番があります。

これまで私は、自治会員が順番に清掃するものだと、当たり前のように考えていました。

ところが、自治会から退会したいという相談を受けたとき、

「退会した後もゴミステーションを利用する場合は、どうなるんだろう?」

という問題が出てきました。

自治会を退会したからといって、必ずしもゴミを出さなくなるわけではありません。

そう考えると、

「自治会員ではない人が利用する場合のルールは、どうなっているんだろう?」

と気になりました。

「退会した人」だけを考えるのではなく

最初は、自治会を退会した人についてどうするか、という問題として考えていました。

でも、考えていくうちに、

「退会した人だけを対象にするのではなく、ゴミステーションを利用する人全体について考えたほうが分かりやすいのでは?」

と思うようになりました。

自治会員なのか、自治会員ではないのか。

それだけで分けるのではなく、

「ゴミステーションを利用する人には、清掃や維持管理について協力してもらう」

という考え方です。

そうすれば、誰が利用する場合でも、基本的なルールが分かりやすくなります。

ゴミを出すだけではない

ゴミステーションは、設置して終わりではありません。

日常的に使っていれば、汚れたり、周囲の環境が変わったり、設備の修繕が必要になったりすることもあります。

清掃当番があるのも、その場所をみんなで使うためです。

もちろん、自治会員の中でも、体調や家庭の事情などで清掃当番が難しい場合があります。

実際に、

「清掃に参加することが難しい場合はどうするのか」

ということも考える必要があります。

一律に「できる・できない」だけで判断するのではなく、事情に応じた対応も必要なのだと思いました。

「利用するなら協力する」という考え方

そこで、ゴミステーションを利用する人について、

「清掃当番その他、維持管理に関する事項について協力する」

というルールを設けることを検討しました。

ここで大切なのは、「自治会員だから協力する」という考え方だけではなく、

「その場所を利用する人だから、維持管理にも協力する」

という考え方です。

ゴミステーションを利用する人が、みんなで気持ちよく使えるようにする。

そのための基本的なルールとして考えてみました。

でも、ルールを決めれば終わりではない

ただ、ここでも一つ問題があります。

「協力してください」と決めたとしても、

「高齢で清掃ができない場合は?」
「病気やけがで参加できない場合は?」
「一時的に清掃ができない場合は?」

など、さまざまな事情が考えられます。

自治会のルールは、決めることだけが目的ではありません。

実際に守れるものになっているか。

困ったときにどう対応するのか。

そこまで考えておくことが大切なのだと思いました。

だからこそ、単に「清掃してください」とするのではなく、事情がある場合には、その状況に応じて自治会として対応を決められるようにすることも検討しています。

自治会員だけの問題ではない

今回、ゴミステーションについて考えたことで、私自身の見方も変わりました。

これまでは、

「自治会員が使うもの」
「自治会員が清掃するもの」

というイメージが強かったのですが、

実際には、そこを利用する人がいるからこそ、維持管理が必要になります。

そう考えると、ゴミステーションのルールも、自治会員だけを基準にするのではなく、

「利用する人全体にとって分かりやすいルール」

として考えることができるのではないかと思いました。

みんなが使う場所だからこそ

自治会長になってから、身近なことでも「どうしてこうなっているんだろう?」と考える機会が増えました。

ゴミステーションも、その一つです。

今まで当たり前だと思っていた清掃当番も、

「誰が利用するのか」
「誰が維持管理するのか」
「できない場合はどうするのか」

と考えていくと、いろいろなことが見えてきます。

そして、ルールを作るときには、今いる人だけではなく、これから利用する人のことも考えておく必要があります。

今回の見直しでは、ゴミステーションを利用する人全体を対象に、清掃や維持管理について協力してもらうという考え方を、規約・細則の改定案として検討することにしました。

まだ総会で承認されたものではありません。

だからこそ、役員会で意見を出し合い、実際に運用できる内容なのかを考えながら、少しずつ整理しています。

「今までこうしてきた」というルールを、そのまま残すのではなく、

「これからも続けていくには、どんなルールが分かりやすいだろう?」

と考えてみる。

ゴミステーションという身近な場所をきっかけに、自治会のルールについて、また一つ考えることができました。

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