自治会長になってやってみた【実践編】⑤|自治会費の集め方を見直してみた

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規約を見直していく中で、もう一つ気になったのが「自治会費」でした。

自治会員であれば、自治会費を納める。

これまでの私は、それくらいの認識でした。

自治会長になってからも、決められた金額を集めて、必要なところに使うものだと思っていました。

ところが、規約を改めて読んでみると、実際の運用と書かれている内容に少し違いがあることに気づきました。

そこで、自治会費についても一度整理してみることにしました。

規約と実際の運用を見比べてみる

現在の規約には、自治会費について月額で定めているような記載があります。

でも、実際の自治会費の徴収は月ごとではなく、半期ごとに行っています。

これまでずっとその方法で運用されてきたので、特に疑問に思うこともありませんでした。

でも、改めて規約を読んでみると、

「書いてあることと、実際にやっていることが違う」

という状態です。

自治会員として長く関わっている人にとっては、これまでの経験から分かることでも、初めて自治会の役員になった人や、新しく入会した人には分かりにくいかもしれません。

そこで、

「実際の運用に合わせて、規約も整理したほうがいいのでは?」

と考えるようになりました。

入会したときはどうする?

自治会費について考えていると、もう一つ気になることがありました。

それが、年度途中で入会した場合です。

例えば、年度の途中で自治会に入った場合、

「自治会費はいつから、いくら納めるの?」

という疑問が出てきます。

今まで大きな問題にならなかったとしても、規約を読んだだけで分かるようになっているかと考えると、少し分かりにくいところがあります。

そこで、入会した月に応じて自治会費を調整する方法についても検討しました。

これも、「今までそうしてきたから」ではなく、初めて見る人にも分かるようにしておくことが大切だと思ったからです。

退会するときの自治会費は?

さらに、自治会費について考えていくと、退会時の取り扱いも気になりました。

年度途中で退会した場合、

「すでに納めた自治会費はどうなるの?」

ということです。

これも、自治会にいる間はあまり考えることのない問題でした。

でも、実際に退会する人が出たときには、きちんと決めておいたほうが分かりやすい。

そこで、退会時の自治会費の取り扱いについても、規約を見直す中で検討することにしました。

自治会費は「利用料」ではない

自治会費について考える中で、私自身の考え方も少し変わりました。

自治会費というと、

「自治会の行事に参加するためのお金」
「ゴミステーションを使うためのお金」

というように、何かを利用することに対して支払うもののように考えてしまいがちです。

でも、自治会には、地域の環境整備や共同施設の維持、地域活動など、一人ひとりが直接利用したかどうかだけでは分けられないものがあります。

そう考えると、自治会費は、個人が利用した分の料金というよりも、地域を維持していくための共同負担として考えるほうが分かりやすいのかもしれません。

そうしたことも含めて、自治会費についての規定を整理していく必要があると感じました。

変えることが目的ではない

ここまで規約を見直してくると、

「今までのやり方を全部変えたほうがいいのかな?」

と思ってしまうこともあります。

でも、私がやりたいのは、何でも変えることではありません。

これまで続いてきたやり方には、それなりの理由があります。

だからこそ、

「なぜこの方法になっているんだろう?」

「今の自治会でも、この方法が分かりやすいかな?」

と、一つずつ確認していく。

必要なものは残して、分かりにくいところは整理する。

そんなふうに考えるようになりました。

次に自治会長になる人にも分かるように

自治会長になって実感したのは、自治会のことを何も知らない状態で役員になる人もいるということです。

私自身がそうでした。

これまでの自治会のことを知らなくても、規約や資料を見れば、

「自治会費はこうなっているんだ」

と分かる。

実際の運用も、その規定を見れば理解できる。

そんな状態になっていれば、次に役員になる人の負担も少し減るのではないかと思います。

自治会費は毎年関わるものだからこそ、できるだけ分かりやすくしておく。

それも、自治会を続けていくためには大切なことなのだと思いました。

今回、自治会費についてもいくつか整理したほうがよい点が見えてきました。

そこで、役員会でも検討し、規約の改定案としてまとめることにしました。

もちろん、規約を変更するには総会での承認が必要です。

「こう変えました」ではなく、

「こうしたほうが分かりやすいのではないか」

というところから考え、役員の皆さんにも確認してもらい、総会で提案する。

自治会長になって、規約を見直すことだけでなく、変更するまでの流れも少しずつ学んでいるところです。

自治会費は、自治会員にとって身近なものです。

だからこそ、金額だけではなく、

「何のための費用なのか」
「いつ、どのように納めるのか」
「入会や退会のときはどうなるのか」

が分かるようになっていることが大切なのだと思います。

「今までこうしてきた」から一歩進んで、

「今の自治会に合っているかな?」

と見直してみる。

自治会長になって、そんな視点を持てるようになったことも、私にとっては大きな変化でした。

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